習慣について

日常を過ごしていれば、「あれ?この人なんでこんなこと言うんだろう」とか「なんでそんなことするんだろう」思うことあるよね?俺はずっと相手に対して「きっと変わるはず」とか「変えてみせる」とか思ってたんだよねぇ。それが最近本を読めば読むほど、他人の思考は変えれないと書かれていて、もう殆ど諦めていた。しかし今日、新しい情報を得て試みたいなぁと画策しているところだ。と言うのはシステムを変えることで当人も変えることができるという話だ。

色々と例をあげてくれていたので紹介したい。

すしざんまい社長のお話。ソマリアでは1990年代からの内戦がきっかけで平和な暮らしが出来ずにいた。そんな疲れ果てていた彼らを襲ったのがに2004年の津波だ。致命的な被害を受けたその地域は海賊を生み出し、翌年からはその海域を航行する世界各国の船舶を危険に晒したのである。そこで各国の軍や日本の自衛隊が派遣され海賊が現れない様、対策をうったらしい。社長さんも元自衛隊で現地に行き状況を聴くことになったらしい。その結果、多くの海賊は貧しいだけで、ただ食べるためだけに船舶を襲ってると聞く。自衛隊が海賊を捕まえて日本に連れて来ると「帰りたくない」と本音を漏らす。貧しいからまた海賊をやらなくてはと言うのだ。そこで考えたのが次の方法だ。

ザクっと言うと、漁師として生きろということだ。社長さんは船を与え、漁の仕方等システマチックしていった。様々な問題はあっただろうが、漁師として仕事と収入をあげれば海賊として人を襲う必要もない。つまり海賊やめろー!と言うのではなくシステムを変えてあげろと言うのだ。必要に迫られ仕方がなく「それ」を行なっているだけなのかも知れない。

そんなこんなで僕はもう1度、人は変えられるかもしれないと微かな希望を抱き歩んでいけると思う。お節介に感じる人もいるでしょう。ただ人は変わらないと思い込んで生きていくよりよっぽど有意義に過ごせそうだ。

けどほんとはね、あれこれアドバイスするんじゃなくて背中で見せていきたいなぁと思ってるんだよね。

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