自粛を終えて

「コロナ後」この単語がこの後頻繁に使われる様になるだろう。

4月7日に緊急事態宣言が出されてから2ヶ月間、自粛生活を余儀なくされた。早いところでは2月、3月から仕事に影響があり窮地に立たされた人も沢山おられるだろう。しかし国民総自粛でなんとか最悪な事態、パンデミックは回避できたと思う。

ゴールデンウィーク後、徐々に新規感染者数も減り解除に向かうのだろうと予想していた人もいるのではないだろうか?

そして5月25日、今日その緊急事態宣言が解除になった。

今後経済的に困窮している人を救うべく、急速に経済を元に戻そうとする力が働き、どんどんと元の姿に戻って行くと思う。人類は困難を目の前にした時、万国共通でもの凄いパワーを発揮する様になっている。日本も例外ではなく台風や地震といった天災を如何なるときだって乗り越えている。そんな素晴らしい仲間が日本中にいると思えるおかげで、私は結構楽観的だ。

さて、元に戻す力が働くと言ったが、実際には様々な物がブラッシュアップされ、気を抜いていたらどんどん取り残されてしまう。元に戻るどころか世界が1歩先へと進む。

なぜなら、ここ3ヶ月自粛をして時間やお金の使い方、働き方、大切なことの定義をあらためて見直した人が多くいると思う。あなたもその1人じゃないだろうか?危機的状況下において本当に大切なこととは何かと顧みて、今までの働き方で良いのか?時間やお金をもっと効率良く使うことが出来れば、本当に大切なものを守れるのじゃないか?と考えなかっただろうか。

この思考こそが先に言った1歩先に進む原動力になるんだと思う。正直、私は焦る気持ちを覚えている。世界が元に戻る、そして1歩先に進むスピードに乗り遅れるのじゃないのかと。

緊急事態宣言終結が告げられたと同時に、新たな緊急事態宣言が告げられたのかもしれない。

動き出そう。なんでも良いから、この「コロナ後」を機に!

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