喧嘩キックについて

検疫の補助をし始めてずいぶんになる。補助と言っても実際に検査に携わるわけでも無く、我々のお客さんの付き添い兼書類の作成だけだが、、、

到着ゲートで直接迎え、検査の過程を説明して唾液を取り終わったら1グループをまとめて待合室まで連れて行く。何人か終わり他の仲間を待っていた時、船員の1人が近くにある椅子に荷物を置いていたら、どこからともなくやって来たドクターがその荷物に思い切り喧嘩キックを放ったのだ。

もう表現出来ないほど何かにブチ切れており、私は驚きのあまり怒りすら湧いてこなかった。

椅子には確かに白いテープの様なものが貼ってあり、日本人であったなら察して物を置かなかっただろうが相手は外国人だ。理解を求めるのならそれなりのサインが必要である。前日までは普通に使用していた椅子なので、まさかいきなり白いテープを貼るだけで我々に気付けと言うのか?

唖然とはしたが、船員に「たまにクレイジーな奴がいるから申し訳ない」と謝り先に行かせ、私は前述の椅子の所へ戻る。

そのドクターに文句を言っても何も変わらないと思ったので、責任者の電話番号を教えてもらおうとしたらまだ文句がありそうなので聞くことにした。

彼はお前が船員に対し指示をしなかったからいけないと主張する。私はあのテープだけでは分からないと告げる。仮にこちらが故意に置いていたとしても蹴ることはないでしょうと言って、このクレームは何処に言えばいいのかと尋ねると「言わないでくれ」とのこと。私は「私の物なら我慢もするがお客のバックを蹴られたとなると、言わないわけにはいけない」と言い残し、その先にある検疫ブースに事情を説明した。

上に挙げて対処しますと、申し訳ありませんと頭を下げられたので、「同じことが繰り返されなければと思ったので」と返す。

この件を通し思う事が2つある。

続く

コメント

  1. Cio より:

    うっわぁ……そんな医者が居るんですね。下段蹴りで倒してから、「100km/hを出すときの力はご存知ですか?」と言いながら左手を踏みつけてやりたいくらいです。

    成田は検疫からしておかしいんですよ。初めてのとき、記入方法が分からないから訊いたのに、「こちらはサービス業じゃないんで。代理店さん、書類作成でお金取ってるんでしょ?」とかトチ狂ったことを抜かす検疫官がいました。案の定、書類の確認でモタついていたので、「何で隣同士で見解が違うんだよ。羽田空港のが優秀だな」と、毒を吐いときました。

    唾液採取場所を手作り感満載の学祭気分にするなら、白テープにもNO TOUCHくらい書けるだろうにと思います。

    • kotsubanmakura より:

      コメントありがとん
      成田の優秀なところ、2か月前位から癒しを配置して頂いたところ (笑)

      今回の件に関して私なりの見解があるので続きも読んでねぇー (懇願)

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