請求書について

一月も早いもので3分の1が終わろうとしている。

1日からの案件は弊社扱いになり、現場の業務が終わればいよいよ請求書の発送になる。

経理のほとんどを業務部長に任せているが、最終のチェックとサインは私が行う形になっている。

仕分けや発送に関わる準備は、ほぼほぼ任せているので楽ちんと思われそうだがそうでもない。

仕事を任すと言うことは簡単に聞こえるかもしれないが、任せた相手がミスをした時のフォローのために全てを把握しておかなければならないのだ。これはどんな作業1つ取ってもそういえる。

私は人を雇用する事に対して、「私の身体はひとつしかないので代わりにやってもらっている」と考えている。なので私が出来ないことをやってもらえるとは思っていないのだ。

自分の出来ない事を人に任せるというのは放り投げている以外何物でもない。確かに分野によって私よりはるかに長けていて、その人の力を借りたいと思う事は沢山ある。しかし学ぼうともせずに無知のまま他者に任せ、何かあったら怒るでは道理を外しているのではと思うのだ。

現場にいるから中の事は知らなくて良い、隣の部署の案件は私には関係ない、外で働いているから家の事は女房がやる。

このような考え方は優しくない。

逆にいえば優しい人間でありたいのなら、日々努力が欠かせないという事だ。

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