現在コロナに感染しているかどうか判断できる検査が2つある。
PCR検査と抗原検査だ。
空港で海外からの帰国者や現在少数?入国を許されている人達が入国審査の前に検疫で受けているのが抗原検査だ。これは例年皆さんがインフルエンザかただの風邪か判断する時に使われる事が多く、その結果に疑問を持った人も少なくないのではないか。PCRより格段に結果が出るのが速いが、その検出力は劣り「これでいいのか?」と私は首を傾げている。
そしてこれはどう言う事なのか、海外に渡航する際PCRの陰性証明が必要なことが多く、抗原検査の陰性証明では通用しない。日本の検疫の能力が高く、抗原検査通れば問題なしとなっていて、それを海外勢が知らないのか?それともそれを知ったうえで抗原検査じゃまずいよと言っているのか?
そもそも毎日新規感染者数を発表しているが、あれはあくまで検査を受けに行った人の中から陽性と判断された数なので実際の感染者数はもっと多いはずなのだ。街角インタビューじゃあるまいし「はい、あなたとあなた、こっちでコロナの検査受けてねー」ではないのだ。
人は自分の立ち位置で正義を主張しようとする。これは何も政治家だけではない。自分が裕福であれば数ヶ月表に出なくとも平気なので皆に出歩くなと言い、貧乏であれば外に出て働かなくては死んでしまうので外に出て稼ぐべきだと言う。オリンピック開催でお金が入るサイドは感染者を下げようとするし、外国人が入国してもお金にならない人は入国を厳しくしろと言う。
様々な憶測や思惑が入り交じり今の規則が決められている。誰になんの文句があるわけではない。
ただ何も信じられないなと思い、テレビを見たり、記事を読んだりしている。
誰もが矛盾を感じコロナと向き合っている。
なので私ができるのは結局のところ、よく食べて、よく寝て、よく運動をし、よく笑って、よく手を洗う事くらいなんだと思っている。
コメント
今週もお邪魔しまして、コーヒーご馳走さまでした。
そういえば今週、乗船者→PCRセンター(韓国行き)→ホテル→乗船の流れがありました。抗原で陰性ならスワブでも陰性だったようで、問題なく交代ができました。
唾液も鼻も同等の陽性検出率だという北大医学部の記事を読んできました。日本は治療ツアーが組まれるほどの医療レベルですし、唾液でも信頼してくれても良いのに……PCRセンターでもスタッフさんたちが鼻を勧めるのが何とも。中国は唾液でもOKらしいです。
「彼らは船で行くのにも陰性証明が必要?そんなん、中国では検疫もいちいち見ちゃいないよ」と、下船した中国人船長がクリニックで言っていました。いやいや、あんたの国がリクエストしてんでしょって(笑)8月から感染者が激増していたミャンマーから11月まで検査なしで通していたのも怖いです。
志願制での陽性者の数ですからね。全国で1日平均8万人検査して5,000人前後の陽性者でも、限りなく実数に近い市中の感染者数は判らないですし……人口億超えの先進国で解放国(ロックダウンしてない国)という日本は世界でもレアケースです。
コメントありがとん
自給自足率が著しく低い事が仇になっていますね。
低いのにもかかわらず生活水準が高く、今の状態を保つのには海外の人やお金が必要不可欠なのでしょうね。
エアコンも使わず、水も水道水を飲み、桶の水だけで洗体をして、食事は納豆と玄米でと昭和初期に戻せばワンチャン頼らなくてもいけるかもね。
はたしてどれだけの人がこの生活に堪え忍ぶ事が出来るのかとは思いますが、、、