ため息について

最近、様々な場所のレギュレーションが変わり、その度にあまり意味をなさない提出物が増え、その度に落胆しため息をついている。

少し前から「ため息は身体に良い」とクリニックの先生や日経の記事にされるなど、目につき始めた。

なぜそう提唱されるのか調べてみた。

するとまず自律神経の説明から始まっている。

自律神経とは交感神経と副交感神経、この二つを指す。自律神経とは自分の意思とは無関係で身体の機能を調整してくれている神経。

交感神経は緊張したり、興奮したりストレスがかかっている時に活躍する神経で、副交感神経は逆にリラックスしている時や、休息している時に活躍する神経だ。

作用としては交感神経は心拍数を増加させたり気管を広げたりする。副交感神経は心拍数を減少させ気管を収縮させたりだ。

なので程よく両神経のバランスをとり、活躍してもらわねばならない。しかし私達の暮らしは多くのストレスがかかったり、緊張していなくてはならない時間が長かったりする。ここでため息の出番という訳だ。

ため息はずっとネガティヴに捉えられ、幸せが逃げるだの寿命が縮むだの言われてきたが、動作的にはほぼ深呼吸に近い。

深呼吸だけが身体に良いとされるのならば、ため息のもまた身体に良いとなる。

という事で、これからため息をついた時はポジティブに捉え、一つリラックスできたと感じて欲しい。

コメント

  1. Cio@一言居士 より:

    ため息の花だけ束ねたブーケ……7秒吸って4秒止め、8秒吐くと良いようです。ため息どころか、最近は運転席に乗り込むときに「よっこいしょーのしょー、あー、しんど」と、ばあ様みたいなことを言ってます。年寄りです。

    緊張する行動が終わった後に出る息の「Phew」と、ため息の「Sigh」はシチュエーションが違うだけで同じ酸素の取り入れ過程ですね。非言語コミュニケーションによるスーパーエゴで息苦しいったらありゃしません。

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