先日、我が社の最年少ホープに賢い人の定義についてどう思っているか聞いてみた。
すると彼は「気が利く人」と答える。
私はこの考えと言うか、価値観に大賛成である。
気が利く人とは常に先を読み、最善の手立てが打てる人の事を指している。そのためには膨大な知識と高い観察力、その上技術力も必要となる。
このスキルを持ち合わせるには長い期間、物事を論理的に考え、献身的に行動してこなければならない。一朝一夕で養われるものではないのだ。
沢山の人の話を聴き、本を読み、様々な価値観に触れ、尚且つ俯瞰的に捉えて気を使う。
気を使う事にこれほどの時間と労力を使い続けた人物が、賢人ではない道理がない。
続く
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