法人口座について

近年、法人口座の悪用が増え口座開設の審査が厳しくなっている。

そんな中ようやく開設の運びになった事を嬉しく思っている。

事務所訪問を終えて手続きをしに銀行へ。

待ち時間を含め3時間程度で無事通帳とカードを手にする。

待っていた間、個人のお客さんが口座開設しようと申請していたが、少し問題があるらしくトラブっていた。なんでも子供を幼稚園に入れる際、指定された銀行の口座が必要らしく作りに来たらしい。

お父さんの免許が引っ越したばかりで住所が変更されていないらしく、これでは身分証にはならないと銀行員に言われている。

なぜこんなに詳細が分かるかって？

そのお父さんが大きな声で絡んでいるからだ。わざわざ口座開設しに来てやっているのにと、何か勘違いをしてしまっているらしい。

銀行からしてみれば免許の住所変更もマストで行わない人に口座なんて開いて貰いたくないだろう。

それでも心優しい銀行員は住民票で事足りるのでと提案してあげていている。その支店は目と鼻の先に市役所があって行って来いで10分掛からない。それなのに300円わざわざ払うのかと言っている。

1人の大人として情けない。20歳前後で社会のルールを知らないなら助け舟も出したくなるが、きっと50くらいだ。奥さんも隣に座っている。

この様な大人が1人でも減る様にやはりお金の勉強は必要で、銀行は役所ではなくビジネスとしてそこに存在している事を義務教育で学ばせなければいけないと危機感を感じる今日この頃です。

ちょっとネガティブな内容になってしまったが、ちゃんとやるべき事をやっていれば社会から信用され、口座開設なんかでトラブルが起きず気持ち良く対応してもらえるんだよと気付いて欲しかったもんだからさっ。