私の膝の靭帯は28歳の時から切れたままだ。バスケの大会中にバキバキッと音がして、何だこれ?と思った時にはコートで悶絶していた。
大きな怪我はこれが初めてで、まさか自分が怪我をするなんて思いもしていなかった。
今日、久しぶりに会ったバスケットマンが膝をテーピングでガチガチにしていたので、どーしたの?と聞くとやはり靭帯をやってしまっていた。
私も経験者だと話しアドバイスを送る。
もう2度と同じ痛みを味わいたくないのならバスケをやらない事だ。しかし私が辞めていない様に彼もまたそれは選択肢には含まないだろう。
次にありきたりの言葉が浮かぶ、手術をしてリハビリして完全に治してプレイを再開すること。だが実際問題月単位で歩行も困難になり、当然仕事も休まなくてはならない。はっきり言ってそれが許される立場の人は限られている。私も当時その様な状況下に置かれていて手術を回避することに。
残された道は膝に掛かる負担を軽くし、強靭な筋肉で覆うしかない。
少しでも気を抜くと体重が増え筋力が落ちる。今後その様にならぬよう、普段の生活からケアが必要になる。プレイスタイルも変えなくてはならない。
それが出来ないのであれば、やはり違う趣味を探さなければいけなくなってくる。
この様に怪我にはデメリットが多く、若い息吹にはしっかり考えてプレイをして欲しいと切に願う。
1つだけメリットがあるとすれば、先に話したとおり共感を生み、痛みを分かちあえる事くらいだろうか。
何にしても怪我なくバスケット人生を歩めるのは最高な事だ。それでも万が一怪我をしてしまったら、リングに触れないシュートを決め何度でも蘇らせてもらおう。
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