日々の暮らしでどのような人から学んだり吸収しようとしているか。
我々の国は年功序列の概念がとても強く根づいており、年下とみるや自分の方が賢いと思いがちで、そこから教えを乞うなど、余程人間として成熟していなくてはできない事である。
私もこの事に気付いたのが大人になってから(とても最近)だったのでとても損をしていた事になる。
しかし今の時点でこれに気付いて良かったとホッとしている。なぜなら当然この後さらに歳を重ね、必然的に年下の数が多くなるからだ。この事を理解していなければ学びの回数が極端に減り、それ以上成長する事なく終わりを迎える。
私は気付けたおかげで、この間まで中学生だった少年がディフェンスの先生だし、そのまた年下のこないだまで小学生だった幼な子が私のシュートの師となっている。バスケのトータル的な技術で言えば、小学生や中学生に劣ることなどないだろう。しかしながら部分的なモノで私が吸収すべきものを持っていたと言うことだ。
これは仕事でも同じだ。自分の方が勤続年数が長いとか、業界の先輩とか、上司とか言って学ぶ事を拒否し、胡座をかいているのだとしたらそこが限界だ。
プライドを捨て上からも下からも学ぼう、教えを乞おう。そして教えよう。上にも下にも。
明日は年下の子から学ぶより、もっと学びにくい人から学ぶについて
続く
コメント
長幼の序、儒教ですねぇ……縦、特に下から上への孝行を強いることがとかく多いです。上は縦でも横でも仁義や徳が必要なのに、それを備えていない。窮屈ですね。親の子作りタイミングの早さを自らの手柄にしないように努めます(笑)
下問を恥じず、後生畏るべからず。馬齢でなく年齢を重ねたいです。
孝行ね、私は上から授かったものは下へと、その下はさらなる下へと繋がっていけば良いと思っています。もう我々はすでに沢山のものを頂いているので、後は下に落とすだけです。
コメントありがとん