悪口について

悪口を言う人の評価について、2通りの考えをよく耳にする。

ひとつは人の悪口を言わない奴は信用できない。もうひとつは、人を悪く言う人は他所で自分のことを悪く言っていそうだ、だ。後者は確かに自分の前で陰口を叩いている人を見た時、その可能性の方が高く感じるのは自然なことだと思う。しかし前者はどの様に感じているのか? 人の悪口を言わない仏の様な奴は存在しないと思っていて、だからこそ何処かで言っていると思っているから、信用できないってことなのか?つまりどちらも同じってことになるのか?私は違うと思う。前者の人は出来るだけ言わない様に心掛けているのではないか?誰でも不平不満を少なからず抱いていたり、そりの合わない人と接した際、価値観の違いから嫌悪感を感じることもあるだろう。それでもそれらを受け入れ、懸命に自分の中の陰な部分を浄化させようと試みているんじゃないだろうか?

私はそんな人達が好きだ。

どんな酷い、心無いものが自分に降りかかった時に、少しも嫌と思わず感謝できる人に私は出会ったことがない。フィクションの映画の中でかろうじて見たことはあるが、、、

もし何処かにいたら教えてほしい。

私が出来る範囲で可能な限り全力で真似したいと思う。

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