続々 続 ミスと恩について

あなたは恩を受けたことがあるか?もしあなたがYESと答えることが出来るなら、もう私なんかが心配する必要がないのかもしれない。きっと今の人生が素晴らしいものだと思うしこれからも最高の時間が待ち受けている。私は恩を受けること、そしてそれを忘れずにいることが人生を最良なものにしてくれると確信している。

私は愚かにも恩を受けた事実を、義務だとかその人の自尊心のための行いだとか勝手な解釈をして感じない様にしていたのかもしれない。挙げ句の果てに人に奢ってもらう時でさえ気分良く奢られてしまわなかったのだ。なぜか深く考えてみた。1番に思い付くのが俺の金で仰山食いやがってと思われるのが嫌だったのかもしれない。2つ目に相手に大変な思いをさせているという感覚が拭えなかったのだ。

しかしながらここ数年恩を行き来させることで、物理的なものはチャラになり、その副産物でなにかあったかいものを感じられることに気付き、これはwinwinなことなんじゃないかと考えを改めた。

そしてそれよりも大切に感じたのは恩を恩と受け止められるのなら感謝に繋がるということだ。我々を育んでくれた両親、兄弟、先生、先輩、上司、そして幾多の先人。共に切磋琢磨した仲間、友達、慕ってくれる後輩、いつも一緒に歩んでくれているパートナー、彼らのどの行為をとっても恩なのだ。辞書で恩を引くと恩は他人から与えられる恵、いつくしみと定義されている。つまり我々が成長しここにいるということは、誰かの恵みや愛を受けて育ってきたという証なのだ。

誰が今まで一切の恩を受けることなく1人で生きてきたなんて言える?

感謝なんて必要ないなんて言える?

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