信頼に値するについて

人の信頼を得るのには長い月日が必要である。

日頃から常に緊張感を張り巡らせ落ち度のない様に過ごす。ミスの少ない者が信頼され、より大きな仕事を任される。

人は誰でもミスをする。しかしながらその数が人によって異なるのはやはりそのミスに対しての向き合い方が違うからではないのだろうか?

私があまり賢くないなぁと思うやり方として、まず初めに挙がるのが「人のせいにしてしまう」だ。

何かにつけて誰それ、もしくは環境が悪いと自分に言い訳をして非を外部に押しやる。

私もミスが起きるのはシステムのせいだと考える事にしているが、そのシステムを改善せずにミスが起こるまで放置してしまった自分が悪いと考えている。

このシステム構築はかなりの労力が必要で、少し考えたからと言ってすぐにアイデアが出てくるものではない。決して起こしたくないミスに対して忘れず、日々頭の片隅に置き考え尽くすのだ。

非を他所に押しやっても何の成長も得れない。

その次に調子のせいにするが挙げられる。若い頃にありがちな、調子が悪いのに又は調子が悪くなるまで遊んでしまうが時に大きな失敗を呼んでしまう。

ストレスを仕事以外の場所で発散するのは悪いことではない。しかしそれが行き過ぎて新たなストレスを生み出してしまっては元も子もない。

どんな名プレイヤーでも試合当日に体調不良であったら凡人以下になってしまう。

体調不良は我々のパフォーマンスを大きく下げる。しかし私がそれ以上に危惧しているのは技術の無さを調子が悪いせいにして気付かないふりをする事だ。実際に体調が悪いがためにミスを犯してしまう事がましに感じるほどに。

本当にそのミスや落ち度は調子が良ければ無くせたのか?

勉強をしていない生徒がテスト本番に体調万全で臨んでも点数が取れない様に、部活をサボり練習をしてこなかった選手が勝てない様に、我々も仕事のノウハウを本気で学んでいなければ本気で学んでいる者に勝るはずが無い。いくら体調が良くやる気がみなぎっていたとしてもだ。

本気で取り組もう。

自然とミスなど減ってくる。自然と信頼されてくる。

私は長い月日よりもこの本気を持ち合わせているかどうかで信頼されるか否かが決まると思っている。

コメント

  1. Cio より:

    他人のミスには厳しく、自らのには甘い。そんな人間の下で自罰的になると好転はしませんけどね。

    労務を精神論や虚勢でなおざりにしていた上層部はエラーに怯えてます。「あんたこそ寝れるときに寝えや、真っ青やで」と、役員連中がコンビニで出会う常連客なら言ってやりたいです。

    • kotsubanmakura より:

      私は不満を覚えた場合かなりの確率で自分のせいにしています。この状態を招いているのは自分の能力の無さだと考えるようにして、脱却の作戦を練ります。
      出来杉君ならこんなとこで働いてないでしょと考えます。(笑)
      コメントありがとん

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