将来のためにお金を貯める。
この一言でも20代、30代、40代、50代とで意味合いが違っていて、20代から見た将来とはもしかしたら大人として成熟した頃を指しており、我々世代の事を指しているのかもしれない。
確かに40代になりお金に困るというのは、あまり通りたくない道だ。昨日のブログで若い頃は経験値を稼ぐ時期にしてほしいと書いたが、全く貯金をするなという意味ではない。
なぜなら日々の生活においてお金に困る事は、頭が悪くなるのを誘発してしまう事になるからだ。
お金の心配を常にしてしまうと、心配事や不安で慢性的なストレスが掛かってしまう。それは脳の前頭前野の働きを著しく低下させる。
前頭前野とは我々の脳の中で最も大切な部分で高度な精神活動を司っている。
認知能力、判断能力、思考能力、記憶、感情をコントロールするなど賢く生きるには欠かせないモノばかりだ。
不安などでこれらの能力が低下してしまうと、結果、仕事の成果が下がり、賃金が減りと、負のループに陥ってしまう。
逆に余裕のある人は前頭前野にストレスが掛からず、常に目先の利益に捉われず、先の大きな実を取りに行くことができる。こちらが良い方のループだ。
これを繰り返せばその差は開く一方で、後になって巻き返すには、常人では考えられない努力が必要になる。
それが備わっていれば良いが、と言うかそもそも備わっていれば後者の人間になっているだろう。
なので勘違いしてほしくないのは、最低限の貯蓄はしておいてほしいという事、以前に書いたファッキンマネーくらいあればストレスフリーで生活できるのではないだろうか。
明日は30代、40代の将来のための貯金について
続く
コメント
衣食足りて礼節を知る、貧ずれば鈍ずる。もし万が一、まかり間違って私に子供が出来たとしたら、子供の前で金が無いと惨めな思いをさせたくありませんね。
昔、成田のジョイフルで軟禁されて、10こ上の子持ちのおっさんに宗教に誘われたんです。「この教えを信じていたら、手取りが14万から16万に増えました!ご利益あります!」って。これは前頭葉が死んでますわ。
所得の額は幸せの気持ちと比例しないという良い例だと思うよ。決して多いと言えないそのお給料で幸せに感じるのなら勝ち組じゃ。
コメントありがとん