自分より目下の者に教えを乞うより、さらに難しいのは自分が嫌っている人から学ぶ事だ。
嫌いな人から学ぶのは効率が悪いので出来るだけその回数を減らす事だ。
嫌いな人が少なければこんな苦労を最初からしなくて良いので、私は普段から意識的に人を嫌いにならない様に努力している。
マイルール:どんな人でもその人を知らなければ嫌いになってはいけない。
これを念頭に置けばほぼ嫌いな人などできない。私がイラっとするのはこの方法が通用しないケースが殆どだ。つまり遠方にいて連絡手段が電話やメールだけになる場合だ。ほんとなら電話でイラついた場合、直接会いに行って当人がどの様な価値観でいるのか、またどの様な人生を送ってきたのかを確認したいと思う。
あまりにひどい人生を送ってきてひねくれてしまっているのなら同情もしよう。そして未来志向で生きる術を教えよう。そうでなかったら甘ったれんなと喝でも入れよう。
この決まりはメディアに対しても役に立つ。テレビに映し出されているものは、作られた人や物なので、その真意を知ることが出来ない。それ故嫌いになれない。テレビを観ていて嫌いな芸能人が出ているとチャンネルを変えると言う人がいるが、脚色されている人の何が分かるのかと思う。これが成り立ってしまうと終いには悪役を演じてる俳優さんも嫌いになるというバカな思考に陥ってしまう。くれぐれも気をつけて欲しい。
嫌いな人からの学び方についてを期待していた人には大変申し訳ないが、根本的に嫌いな人を好きになる作戦に勝るものは無い。
是非多くの人を好きになって効率の良い学びの機会を増やして欲しい。全ての人から学べるのならそれはもう無敵だ。
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