余裕がないについて

余裕がないと色んなことに悪影響をもたらし、恋愛をすれば振られ、ギャンブルをすれば大きく負け、そしてまた余裕がなくなり負のスパイラルに陥る。

さて、そのスパイラルから抜け出すにはいったいどうしたら良いものか。今日は松下幸之助さんから学ばせてもらおう。

彼曰く、余裕ある経営とはダムみたいなものらしい。川の水を常に使うのではなく、ダムにして好きな時に好きなだけ使える様にする。川は水が常時流れていて好きな時に使えると思いがちだが、日照りが続き川から水が無くなってしまったり、逆に豪雨に見舞われ氾濫をおこした時には災害を被ってしまう。こうしたイレギュラーな事に備えておくことが余裕のある経営、すなわちダム式経営だと言う。

ダム式経営の形を取っていれば、今回のウィルスの様な突然のハプニングに遭遇しようと乗り越えられると言う。

まぁ、収入がそれなりに多い人は、その中から貯金という形でダムを作ったり、投資をしてさらにそのダムを大きくしていくってことは分かる。だが収入も少なく日々暮らして行くのが精一杯の人はどうすれば良いのか?尋ねたところ松下氏はこう言う。

「どうしたらダム式経営ができるようになるのか、方法論は私にもわからない。しかし、そうなりたいと強く思うことが重要だ」と。

思えば叶うわけではないが、思わなければ叶わない。プロ野球選手になりたいと思った少年全員がプロになれるわけではないが、プロ野球選手の中にプロ野球選手になろうと思わなかった人はいないと思う。

余裕がもてる自分になりたいと強く思えば、自然とスパイラルから抜け出せ余裕が生まれる。

強く思うことだ。それだけで良い。身体なんてすぐに心に追いついてくれる。

コメント

タイトルとURLをコピーしました