続 喧嘩キックについて

まず1つにこの様な有事にも関わらず、内々での打ち合わせしかしていない事。

昨日のコメントで「あなた達は民間で書類を作成したらお金取れるんでしょ」と検疫官に言われたとありましたが、こちらから言わせてもらうのなら「税金で働いているのなら文句言わずにやろうよ」となる。これらのセリフに何の生産性も無い。

そんな事より双方が快適に働けるように関連している組織の代表が話し合う場を設け、出来るだけ現場で働いている人達がストレスを溜めない様工夫すべきではないか?

そもそも仕事とは何のためにやっているのか理解をしていなければ退屈でしかない。検疫の仕事はコロナ撲滅と経済を回すとの狭間にあり、両方から圧力を受けているので大変だと思う。

世界中の誰もがコロナ撲滅を願っていて(一部の人達はそうで無いかもしれないが)、マスクをしたり外出自粛をしたり、中には陽性者がゼロになるまで引き篭もろうと言う人もいるだろう。しかし政府がその指示を出していなければそうはならない。それどころかもう既に経済を回す方に舵を切っている。それなのに検疫のルールは変えない。私が検疫に携わる者なら「おい、おい、冗談じゃない」と思わずにはいられないだろう。

が、申し訳ないが月に3日以上休みがあるのなら、まだ耐え抜いて欲しい。私ももう少し耐えてみせるから。ストレスが過度に溜まり表面張力でなんとか保っているようなもんだけど、もう少しだけ。

月に3日以上休み、毎日12時間働いていないのなら、自分より良くない労働環境のヤツがいると思って優越感に浸りながらなんとか頑張ってほしい。

そして我々のアテンドしている船員は13か月船に乗っている。航海し続け陸に着いたとしても上陸できない期間が半年にも及んでいる。

想像出来るだろうか?毎日同じ顔と狭い空間で13ヶ月、私ならきっと船から海に飛び込んでしまうと思う。

彼らは何のために船に乗ってるかって?貨物船を動かし輸出入を止めないため。海外の工場で作られた製品を日本に運ぶため。マスクやトイレットペーパーが棚から無くなったのを見たでしょう?もしそれが食品だったとしたら?

と、ここまで想像し理解していれば我々の仕事(検疫も我々も)は有意義なものだと感じると思うんだよなぁ

続く

コメント

  1. Cio より:

    こんばんは、書類でお金を取っていない者です(笑)通関業はやってません。

    コロナを撲滅するのはお医者さんか研究者さんですね。検疫はウイルスの有無を検査して、有れば入れないようにする防疫の立場かと。公務員だから非営利の行政サービス業ですし、行政サービスの提供を民間がやるとそこに価格と質が生まれて競争になるので公務員の意義がなくなってしまいます。有事には官民一体となるべきですが、ガッチガチの年功序列でシャカリキになったら損するようなのが公務員の環境だからか、この期に及んでも民間より冷ややかで温度差があるのかと思います。

    私たちは運ぶ人を更に必要早急で運んでますね。ゴー・トゥー・トラベル、フォー・イート。

    • kotsubanmakura より:

      コメントありがとん
      年功序列じゃない我々民間企業はエキサイティングですね、日々頭をフル回転させ知恵を出し幸せになってしまいましょう

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