筆者が中高生の頃、毎日筋トレをしていた。当時はほぼ上半身だけで下半身はスクワット等はせず、段差に爪先を乗せて上げ下げするヤツだけ。社会人になり身体を使う仕事に長い間携わっていたせいか、20代後半で今の仕事に就くまで太った事がなかったのだが、気付いたら90キロ手前までになっていた。(身長180cm) バスケットをやっていてそこそこ動けるつもりでいたので体重過多に気づかなかったのである。
ダイエット生活がはじまる。とある日曜日いつもの様に動けていると勝手に思い込みながらやってきたバスケから帰ってくると、ヤベッチFCで長友特集がやっており、イタリアに来てから食べ物に変化があり、そのおかげでスタメンになれたの事だった。炭水化物制限をしているらしく、米、パスタ、パン等は無いが、テレビに映し出されている料理はかなりの量に見えた。この方法ならいけるんじゃね?と思って、次の日からそれらと同じ物を腹一杯食べる生活で20キロ位減量した。そうして思い返すと、全然動けてなかったんじゃん、身体痛めて当たり前じゃん、と改めて感じもう太るのは懲り懲りと少し体重が戻るとすぐに食の見直しと、筋トレをするので、今ではすっかりそれが日常になってしまった。
記憶が正しければ始めた頃、知識が全然なかったと思う。運動一つとっても有酸素と無酸素があったり、それがそれぞれどの様に作用してるのか等、全く理解していなかったのだ。食に関しても様々な栄養素があり、プロテインが何なのかさえ知らなかった。今でこそ商品裏面の栄養素やそれらの量を、当たり前の様にみて購入するが、たしか以前は総量と値段しかみてなかったよなぁ。ダイエットは運動1:食9と言われている。体感だが少なくとも2:8位なんだと思う。イメージ的には筋トレの為に食を考えている形だ。せっかく筋トレしているのでより効果的にしたいと思うからだ。
失礼だがこの歳になり周りはどんどん肥えてゆく。そんな中、筋トレや食を制限する事で少なからず抗える。スタイルが良いのが正解かと言われれば疑問が残るが、多数の人から称賛の言葉を投げ掛けられれば、それはそれで自尊心が高まるものだ。
やって良かったと思う。この一言に尽きる。
筋トレのススめの代表的な本「筋トレが最強のソリューションである」がお勧めです。
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